31 (Thu) July – 5 (Tue) August, 2014
11:00~18:00
space1-15
札幌市中央区南1条西15丁目1−319
シャトールレェーヴ 307号室
※入口はオートロックなので307号室のインターホンを
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出展作家紹介#8 やきもの造形作家 植田麻由
陶の作家さんは数多い。
だが、彼女の作品は器やカトラリーなどの実用的なものはない。
陶のオブジェとも言うべきアート作品は、とてもチャーミングで不思議で可愛くて未知の生きもののような愛嬌がある。
手で触れて感じるのもOKのちょっと他にはない独特の世界だ。
2010年からスタートした「A Lump of Feelings」というシリーズは「手の中で愛で鑑賞する」という美術作品の展示では珍しいスタイルをとっている。
作品と鑑賞者が対峙し、ふれあうことで初めて完成するというインスタレーション的要素が強い彼女の陶の世界。
美術作品というと、ちょっと難解で堅苦しいイメージがあるが、彼女の作品はビックリするほど朗らかだ。
「モノ」としての存在感とキュート指数は美術というジャンルを軽々と飛び超える力を持っている。
思わず触れたくなる。触れて心の会話がはじまる。自分自身の投影なのかそれとも。。
土塊から「いきもの」が生まれた、というと言い過ぎだろうか。
自身が“フェーリックな世界(夢のような甘美な世界)”と言い表す独特の世界の住人である作品たちと、ぜひこの機会にふれあって欲しい。
※北海道初上陸の作家さんです。
この世界にはさまざまな人がいて、色んな作品や世界があるんだと再認識させられるとても気持ちの良い作家さんです。
作品は他にも多数。来年夏頃にKOLMIO NELIOでの企画展を予定しています。決めつけてしまいがちなキャパを心地よく広げてくれる面白い作品ばかりです。